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真核生物がもつmRNA品質管理機構の1つで,ゲノムの突然変異や転写・スプライシングの間違いによって翻訳領域に未成熟終止コドンが生じた場合,最初の翻訳段階で認識し,その異常mRNAが翻訳される前に選択的に分解処理する機構のこと.(実験医学2023年7月号より)

造血器腫瘍に頻発するスプライシング因子の遺伝子変異実験医学2023年7月号

mRNA品質管理機構の1つ.ゲノムの突然変異や転写の際のエラーなどによって生じたmRNAの変異により翻訳領域の途中で終止コドンが生じた場合,初期の翻訳の終結に際して,UPF1などを含むタンパク質複合体によって選択的にmRNAを分解する機構.(実験医学増刊4012より)

セントラルドグマの新常識

転写・翻訳の驚きの新機構と再定義されるDNA・RNA・タンパク質の世界

田口英樹,小林武彦,稲田利文/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

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